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「サイメシスの迷宮 完璧な死体」 [感想]

・サイメシスの迷宮 完璧な死体/アイダサキ 講談社タイガ





アイダさんのBLではなく、サスペンスもの。

話にぐいぐい引っ張られて、一気に読んだ。
BL作家さんだからと思いきや、いやいや、本格的な話だったよ。
コンビの二人には、まったくBL要素はなし。

樹脂フィルムに綺麗にまかれた、死体。
1人目は目をえぐられ、2人目は耳を切り取られ。
異常犯罪。
ちょっと怖かった。

正直、アイダさんはこの分野の小説も、うまい。
それは、BLのDEADLOCKシリーズでも垣間見られた。
犯人や警察官みんなの、心理描写がおかしくない。
無理がない。

共犯者が捕まっていないので、2冊目も出ると思う。
これだけの話を書くんだもの、編集部も黙ってないだろう。

★★★★

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「愛に跪く時」 [感想]

・愛に跪く時/英田サキ BBN





雑誌に掲載された表題作を加筆修正した表題作と、その後の書き下ろしが1編。

古代ローマ風。
復讐に生きる勇敢な剣闘士×美貌の貴族。

ルキアノスったら、ぜんぜん素直じゃなくてツンツンで意地ばっかりはっちゃって。
それがずっとだもんねぇ。
そこが可愛いとドミナトスは言うけれど、他の人だったら愛想つかされちゃうぞ。

表題作は、えっここで終わり?!というところで終わっていて、実際に跪いていない。
なんでできなかったかは、2つ目の話に出ていた。
言う機会を逃して、なかなか言えない言葉。
2つめは話はうって変わって、お尋ね者になった二人が旅をする話。
まるっきり違う展開。
こんな風になるなんて。
まあ、占い師ばかりに頼る皇帝は1つ目の話にも出ていたな。

切ないという感じの話ではなく、そんな想いをさせる暇を与えてくれない話だった。

★★★☆

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「寺嫁さんのおもてなし 和カフェであやかし癒やします」 [感想]

・寺嫁さんのおもてなし 和カフェであやかし癒やします/華藤えれな 富士見L文庫





BL作家華藤さんの、ライトノベル。
流行の、あやかしもの。

主人公は突然あやかしになった、女の子、真白。
京都に住んでいるんだけれど、助けてもらうために、金沢のお寺へ。
そう、金沢が舞台なんだよねぇ。
金沢近郊在住の私は、地理的に情景が想像しやすいんだけれど、ヘンじゃんとも思ってしまう。
うーん……。

龍成のあやかしを殺さない、という退治のやり方、いいなと思う。
殺さずに癒す。
そうだよね。
あやかしだからということだけで殺されるのって、おかしいよね。

真白が人間になるためには、千人のあやかしを殺すか、その1/10のあやかしを癒すかしなければならなくて、現在、二人。
これは、シリーズ化されるのか?
寺嫁にもなっていないし。

華藤さんらしさを感じられなかったのが、残念。

★★★


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「豪華客船で恋は始まる13」 [感想]

・豪華客船で恋は始まる13/水上ルイ BBN





シリーズ本編13冊目。

今回は、ニュージーランドへ。

大好きな、このシリーズ。
いつもの安定したおもしろさ。

前巻のような命が危険に晒されていることはないけれど、湊が他の男に襲われそうになる場面が2回もあり。
学校では、エンツォが駆け付けてくれて事無きを得た。
あんな遠くから来るなんて、エンシォ、さすがだ。

前作のことがあって、変わろうとしている、湊。
それを優しく見守り、時には手助けをする、エンツオ。
長いシリーズだけれど、こうしてマンネリ化しないで成長していくところがいいよね。

今回、えっちシーンがちょっと多めで、その分イルカのシーンが少なめだったかな。

★★★★

シリーズはこちら↓

























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「破妖の剣 外伝 天明の月2」 [感想]

・破妖の剣 外伝 天明の月2/前田珠子 コバルト文庫





本編が終了した破妖の剣シリーズの外伝の天明の月2。
本編のその後。
雛の君と緋陵姫と乱華の側の話。

ラスが共存を宣言したら、冥の海も変化した。
魔性たちも生まれ変わることができるように。

本編にも登場したウィール。
彼は腐食をまき散らし喰らいつくす存在の泥闇なのに、ぜんぜん違う考えを持っていた。
こういう子もいるのね。
だけど、スラニカのあいかは、巧妙に三人を騙し襲いかかった。
結果、乱華が!
そして、緋陵姫が!
外伝にしては、衝撃的な話。
ここまでやるのか、前田さん。

後日談があと1冊出ると言うが、この三人のその後(10年以上は先)は載らないだろうな。
どうなるんだろうね。
願わくば、緋陵姫は雛の君と出会い、乱華は人間らしくすくすくと育ちますように。

★★☆

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「破妖の剣 外伝 天明の月」 [感想]

・破妖の剣 外伝 天明の月/前田珠子 コバルト文庫


天明の月 破妖の剣 外伝 (コバルト文庫)

天明の月 破妖の剣 外伝 (コバルト文庫)

  • 作者: 前田 珠子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/06/01
  • メディア: 文庫



長かった本編が終わり、外伝が出た。
外伝と言っても、本編後の話。
2編、収録。

ラスに会いたい魔性の話。
闇主に島に閉じ込められた、ラス。
どうにか脱出。
着いた先は、子供がラスの手下になるよう洗脳されていた。
真相を確かめる、ラス。

相変わらず回りくどい書き方で、もうちょっとすっきりと書けないものかな。
ま、これが前田さんの特徴なんだけど。

それにして、闇主ってば、独占力強すぎ。
そんなにラスと二人だけで居たいのか。
でもさ、自分はどこかに出かけたくせに。

2つめの話は、なんとセスランが結婚する話。

セスランを含めて、浮城の面々が相変わらずで、嬉しい。
セスランのあの言葉は、絶対結婚すると思うよね。
それが…笑。
楽しい話だった。

★★★

シリーズはこちら↓

天明の月 2 破妖の剣 外伝 (コバルト文庫)

天明の月 2 破妖の剣 外伝 (コバルト文庫)

  • 作者: 前田 珠子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: 文庫



破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 29 (コバルト文庫)

破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 29 (コバルト文庫)

  • 作者: 前田 珠子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/12/01
  • メディア: 文庫



破妖の剣 本編 全40巻完結セット (コバルト文庫)

破妖の剣 本編 全40巻完結セット (コバルト文庫)

  • 作者: 前田 珠子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/03/07
  • メディア: 文庫



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「船に乗れ!ⅡⅢ」 [感想]

・船に乗れ!ⅡⅢ/藤谷治 小学館文庫


船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫)

船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫)

船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



読み始めたら止まらなくなって、2冊一気に読んだ(途中でご飯も食べたが)。

2巻目のありふれた展開。
ありふれているけれど、衝撃的。
サトルが荒々しくなっていく。
先生を辞めさせるなんて、そんな子になっちゃったのぉ?
そして、チェロをやめるなんて、いったいどうしちゃったの?
1巻目の生意気なサトルはどこに?

挫折する話だったのか……。

苦しい。

久しぶりに苦しい本に出合った。

それでも、合奏の時は、楽しかった。
サトルも生き生きとしていた。

★★★★


船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫)

船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



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「船に乗れ! Ⅰ」 [感想]

・船に乗れ! Ⅰ/藤谷治 小学館文庫


船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫)

船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



読む本がなかった中、見つけてきたのが、これ。
1年くらい前に買って、そのまま放置されてたんだった。

音高の話。
主人公のサトルはチェロ。
チェロ、いいねぇ。
弦楽器の中で、一番好き。
弾いてみたい。

主人公が男の子ということで、ちょっととっつきにくいかな。
男の子の行動やミエはわからないし。
おまけに、ニーチェなんて読んでるし。

中高と部活は吹奏楽部だったので、みんなと合わせる合奏の大変さと楽しさはわかる。
今となっては、楽しさばかり思いだすけれど。
それでも、読んでいて甘酸っぱいところもあった。
音楽、楽しいよね。

2巻目を読まなくちゃ。

でも正直、題名は忘れたけれど、剣道の話のほうがおもしろかった。

★★★

シリーズはこちら↓

船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫)

船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫)

船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 文庫



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「王と剣-マリアヴェールの刺客-」 [感想]

・王と剣-マリアヴェールの刺客-/妃川螢 カクテルキス文庫


王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー (カクテルキス文庫)

王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー (カクテルキス文庫)

  • 作者: 妃川螢
  • 出版社/メーカー: Jパブリッシング
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: 文庫



実の妹である王女付の騎士として輿入れに同行してきた、イオ。
王を暗殺する命を受けて。

月の煌めく夜、黒衣の騎士のアレクと出会う。
毎晩、二人は秘密の花園で会う。
これがロマンチックで。
ある日押し倒されてキス。
王に謁見し暗殺する前の晩、二人は結ばれる[黒ハート]
きゃ~っ[黒ハート]

アレクの正体なんてすぐにわかったけれど、それでもおもしろかった。
妹の恋もすぐにピンときたけれど、お幸せに。
結婚するのもすぐに想像できたけれど、式は素敵だった。

式の後のえっちシーンががっつりとないのが、残念だった。

創刊3周年ということで、特別SSが付いていた。
本編後のショート。
イオ、恥ずかしがりやなのね。
みんな幸せそうで何より。

★★★★

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「undercover」 [感想]

・undercover/水壬楓子 SHYノベルス


undercover アンダーカバー (SHYノベルス)

undercover アンダーカバー (SHYノベルス)

  • 作者: 水壬 楓子
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/08/31
  • メディア: 新書



水壬さん、初SHYノベルス。

題名のundercoverとは、潜入捜査のこと。
潜入捜査官×美人社長秘書。

この秘書が、なかなか手ごわい。
最初なんて、睡眠薬を飲ませお金を抜き取るんだよ。
もっと驚いたのは、正体。
ネタばれになるので書かないけれど、まさか!だったよ。

攻の榊の設定が、切なかった。
いろいろと抱えていて、でもがんばっている。
それは、幼馴染もそうで。

なかなか読みごたえのある話だった。
シリーズになるのかな?

★★★

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